先人の碑 慰霊祭
10月11日アサヒグループホールディングス「先人の碑」慰霊祭に参列してまいりました。この度故髙橋貞昭会長のアサヒビールの業績に寄与した一人として顕彰して頂きました。
大阪府の吹田工場の丘にあり、一本の白御影石は物故された関係業界の支援頂いた方々、もう一本はアサヒグループ社内功績者の方々、その二本の柱が天に向かってカーブする黒御影石の翼を支える形になっており、その碑に圧倒されました。
慰霊祭は荘厳な雰囲気で始まり、今回の顕彰者は48名で、そのご家族とアサヒグループ関係者が献花され、芳名板を保管して頂きました。
強く感じたのはアサヒグループの支援をしていったお得意先、また社業の発展を信じ業務に尽力された社内の先輩方の恩に報い、その遺徳を称え永く顕彰してゆこうという姿勢です。その先達への感謝の心、それこそが今のアサヒグループの発展に繋がったと言っても過言ではないと感じました。
余談になりますが、1985年頃当時国内のビールシェアはキリンがダントツで60%、アサヒは10%前後でした。尾道第一ホテルオープン時より住友銀行にご縁があったことで、義理堅い貞昭会長のことですので、ホテルではアサヒビールのみのお客様への提供でした。
今回の慰霊祭には格別の思いがあります。「先人の碑」が建立されたのが1988年で、その10年後の1998年にはアサヒビールはとうとうキリンビールを抜きビールシェア1位に躍進されました。